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国民健康保険・後期高齢者医療等の財政状況について

令和4年度 かほく市国民健康保険の事業概要と財政状況について

令和4年度の国民健康保険の財政状況等について公開します。

1.被保険者数

国民健康保険の加入者については、令和5年3月末現在で、5,644人となり、前年度と比較して400人の減となりました。減少の主な要因は、やはり75歳到達により後期高齢者医療に移行する方が多いことによるものです。

今後についても、65歳から75歳までの方が半数以上を占めており、後期高齢者医療への移行による加入者の減少は避けられません。

2.医療費の状況

令和4年度は被保険者数の減の影響もあり、医療費の総額は前年度と比較し、約1億円の減となりました。
しかし、1人あたりの医療費については、年々増加し、令和4年度は47万円を超えています。

3.国民健康保険の財政状況

平成30年度から石川県が財政運営の責任主体となり、各市町とともに国保運営を担う新たな国保制度が施行されましたが、急速な高年齢化の進展、医療技術の高度化、高額医薬品の保険適用などにより、安定的な財政運営が困難な状況です。

かほく市国民健康保険特別会計の令和4年度の決算では、保険給付費(医療費)については、前年度と比較し減となりました。

また、石川県に納めることとなる国民健康保険事業費納付金については、県が各市町の被保険者数や医療費水準を反映して算定しておりますが、被保険者数の減少や県の国保特別会計による決算剰余金の投入、令和5年度までの激変緩和措置により、前年度と比較し減となっております。

今後も、加入者の減少が続き、1人あたりの医療費が増えることが予想され、引き続き、厳しい財政運営が続いていくものと推測されます。

※詳細は添付ファイルをご覧ください。

令和4年度 かほく市後期高齢者医療の事業概要と財政状況について

令和4年度の後期高齢者医療の財政状況等について公開します。

1.被保険者数

後期高齢者医療の加入者については、令和5年3月末現在で、5,778人となり、前年度と比較して249人の増となりました。令和4年度から、団塊の世代の方々が後期高齢者医療制度に本格的に加入することとなり、被保険者や医療費が大幅に増加することが見込まれます。

2.療養諸費(医療費)の状況

令和4年度は被保険者数の増の影響もあり、医療費の総額は前年度と比較し、約2億3千万円の増となりました。
また、1人あたりの医療費については、対前年度と比較し減となっていますが、令和4年度は97万円を超えています。

3.後期高齢者医療の財政状況

高齢化に伴う医療費の増大が見込まれる中で、高齢者と若年世代の負担の明確化等を図る観点から、75歳以上の高齢者等を対象とした後期高齢者医療制度が平成20年4月からスタートしました。

基本的には、石川県後期高齢者医療広域連合が運営主体となり、市町は地域住民と身近な関係の中で、届出、申請の受付、保険証の引き渡し、保険料の徴収が主な役割となります。

かほく市後期高齢者医療特別会計では、令和4年度は、被保険者数の増加に伴い保険料収入が増加し、歳出では、後期高齢者医療広域連合への納付金が増となっています。

※詳細は添付ファイルをご覧ください。

お問い合わせ

健康福祉部 保険医療課
〒929-1195 石川県かほく市宇野気ニ81番地
電話番号:076-283-7123
ファックス:076-283-3761