ペットの災害対策について

　災害が発生した当初など、行政によるペットの支援が困難な場合、飼い主はみずからペットの安全と健康を守り、災害を乗り越えなくてはなりません。
　普段から災害にそなえた準備を行い、災害時でもペットが地域社会に受け入れられるように、しつけや健康管理などを行っておく必要があります。

同行避難の準備について

〇ペット用の避難用品や備蓄品の準備はできていますか？
〇避難所や避難ルートの確認、避難訓練の参加はしていますか？
〇ペットが逃げ出し、行方不明にならないよう備えていますか？
（首輪やチェーンの確認、迷子札やマイクロチップ装着などによる所有者明示を行いましょう）

※同行避難とは、ペットを連れて安全な場所まで避難することです。

避難所などで暮らすための準備について

〇しつけはできていますか？
（ケージに慣れている、決められた場所で排泄できる、むやみに吠えないなど）
〇ペットに不妊去勢手術は行っていますか？
〇予防接種、寄生虫対策はしていますか？
〇シャンプーやトリミングはしていますか？

かほく市におけるペット同行の避難について

　かほく市では災害が起きた際、市内数か所に避難所を設けます。
　避難所の運営にあたって、原則飼い主とペットは住み分けとなります。ペットについては指定された飼養場所を設けますので、そこでリードにつなぐかケージに入れて世話をしてください。
　またペットフード、ケージ、トイレ用品等は飼い主自身でご用意いただくこととなります。
　避難所での飼養以外にも、普段から親戚や友人など、ペットの一時預け先を複数探しておくよう努めることも大事です。

　避難所の運営については、市HPかほく市地域防災計画内の「かほく市避難所運営マニュアル」もご参照ください。