かほくふるさと展示室ミニ企画展のお知らせ
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うみっこらんど七塚の海と渚の博物館にある「かほくふるさと展示室」は、かほく市の風土や歴史などを紹介しています。今回は、宇気C遺跡をピックアップします。
□宇気C遺跡
場 所 宇気、宇ノ気川の右岸の河岸段丘
時 代 縄文時代晩期、弥生時代後期、古代(平安時代)、主に弥生時代後期
遺 物 主に弥生土器、石器、勾玉など
かほく市宇気地区、石川県鋳鍛工業団地の北、宇ノ気川右岸の標高15~16mの河岸段丘に位置する主に弥生時代後期の集落です。竪穴住居跡が建て替えを含め少なくとも3棟が確認されました。とりわけ竪穴住居「SI02(新相)」では、床面から小型勾玉、砥石、輝石安山岩や緑色凝灰岩のチップ(石を加工する際に生まれる極小さな欠片)が出土しており、玉づくりや石器の作成が行われてたことが伺えます。
また、川の対岸にある石川県鋳鍛工業団地には、縄文時代から古代(平安時代)にかけての宇気塚越遺跡や、県内でも数少ない古墳時代前期の前方後方墳である宇気塚越1号墳があり、それぞれの位置や時代から、これらの遺跡が宇気C遺跡とも関係している可能性が極めて高いことが伺えます。
宇気の歴史を考える上で貴重な遺跡の1つといえます。
お問い合わせ
教育部 スポーツ文化課
〒929-1195 石川県かほく市宇野気ニ81番地 電話番号:076-283-7135
ファックス:076-283-3643
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