地球温暖化の影響で危機的な状況にある現在、
かほくの豊かな自然を守るために、わたしたちには何ができるだろう。
まず目指すのは、2050年にCO2排出量を実質ゼロにすること。
「ゼロカーボンシティかほく」に向けて前進すること。
小さな取り組みの積み重ねが、やがて未来を変えるはず。
だから、かほくで暮らす人、働く人、みんなの力が必要だ。
子どもたちが笑顔で過ごせる未来のために。
ゼロカーボンで、未来を守る。
かほく市が目指す姿
かほく市は、2050年までに「ゼロカーボンシティ」を目指します。
2030年度の二酸化炭素排出量を、2013年度比で46%削減します。
100年後も美しい海とみどりに抱かれたまちを目指して
～共創で実現するゼロカーボンシティかほく～
二酸化炭素排出量削減のためには、再生可能エネルギー（太陽光・風力・水力など）の導入をはじめ、使用するエネルギーの削減のために環境負荷が小さいライフスタイル・ビジネススタイルへと転換することが大切です。
これらの取り組みには、かほく市に関わる全ての人たちが、当事者意識を持つ必要があります。市民・事業者・市で脱炭素に関する共通認識を持ち、互いに連携して取り組んでいきましょう。
わたしたちにできること
最新・詳細情報を知る
ロゴマークについて
「ゼロカーボンシティかほく」のロゴマークは、ゼロカーボン達成に向けて、「市民・事業者・市」の三者がそれぞれに意見を出し合う様子を３つの吹き出しで表現しています。三者の意見で「ゼロ」をつくりあげて、「三者共創でゼロカーボンを目指す」という強い想いを込めています。
ゼロカーボンって何？
カーボンニュートラル/脱炭素化のこと。
二酸化炭素をはじめとする、温室効果ガスの排出量を「全体としてゼロ」にすることを意味します。
植物や木々が吸収する分を差し引いた合計を実質的にゼロにすることをいいます。
なぜゼロカーボンを目指さなければいけないか？
近年、国内外で自然災害が多く発生しており、これらは地球温暖化と密接な関係があると言われています。地球温暖化の主な要因とされているのが「温室効果ガス」。さらなる温暖化を回避するために、温室効果ガスの削減を目的とする「ゼロカーボンシティ」を目指す取り組みを行う必要があります。
ゼロカーボンとSDGs
SDGsはあらゆる社会課題を同時に解決することを目指しており、17ある目標はそれぞれが互いに影響し合っています。ゼロカーボンシティに向けた取り組みは「気候変動」や「エネルギー」に直接関わりながら、長期的にSDGsのさまざまな目標達成につながります。
省エネ型ライフスタイルのすすめ
かほく市の二酸化炭素排出量は、全国に比べて家庭生活や自動車の運転などからの割合が高いです。ご家庭での行動をはじめ、ライフスタイルを見直して「省エネ」を目指しましょう！
すぐに実行できる日々の省エネ
省エネ機器の導入
冷蔵庫やエアコン、テレビなどわたしたちの生活に欠かせない電化製品にも省エネ型の製品が増えてきました。その性能は、昔のものに比べて飛躍的に進化しており、買い換えた方が省エネになることも。
照明のLED化
特に照明はLEDがおすすめ。同じ明るさでも一般電球と比べて商品電力を大幅に抑えることができます。また、電気代が安くなる・寿命が長いため交換頻度が少なくなるなど多くのメリットがあります。
ごみの減量
わたしたちの生活の中でできる最も身近な取り組みです。
現在の大量生産・大量消費・大量廃棄の一連の流れは、多くの資源とエネルギーが使われ、大量の温室効果ガスが発生しています。一人ひとりがごみを減らす工夫をすることで、それを防ぐことができます。
ごみ減量のための「４R」
食品ロスの削減
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のこと。日本では1年間に523万トンの食品ロスがあり、これは1人あたりだと毎日お茶碗1杯分を捨てていることになるのだとか。
心がけること
調理くずなど、どうしても出てしまう廃棄物は生ごみ処理機を使って堆肥化するなど、有効活用の方法があります。
省エネ・創エネ・蓄エネ
省エネ
使うエネルギーを減らすこと。省エネ行動の実践や、省エネ性能の高い家電や設備を使用して温室効果ガスの削減を目指します。
創エネ
太陽光や水力、風力などの自然の力を使いエネルギーを作り出すこと。温室効果ガスを出さない、再生可能エネルギー。
蓄エネ
エネルギーを蓄えて必要なときに使用すること。
創エネに蓄エネを組み合わせることで、効率的にクリーンなエネルギー使用が可能に。災害が発生した場合などに非常電源として使用できるメリットも。
デコ活で新たな暮らしを
デコ活とは「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」のことで、脱炭素（Decarbonization）とエコ(eco)を組み合わせた造語です。ゼロカーボンに向けた活動が、私たちの生活を豊かにすることにつながっていきます。
まずはここから。デコ活アクション
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