かほく市令和6年能登半島地震復旧・復興計画を策定しました
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【計画策定の目的】
令和6年1月1日午後4時10分に発生した令和6年能登半島地震では、本市においても最大震度5強を観測し、人的被害はありませんでしたが、液状化現象や多数の家屋等の損壊、道路の陥没・隆起など未曽有の大災害となりました。
今回の震災からの暮らし・住まいの再建のほか、インフラの早期復旧、地域産業の再建を目指し、市民の皆様が安心して暮らせるよう、関係機関と連携し取り組みを進める必要があります。
このため、復旧・復興の全体像を見える化し、ハード・ソフト両面の取り組みを網羅した「かほく市復旧・復興計画」を策定します。
【計画の基本理念】
~市民とともに進める着実な復興~
復旧・復興の過程において、地区説明会等を通じ、地域の特性や住民の声を反映した計画を策定することが重要です。地域のステークホルダーの参画が地域コミュニティの強化につながり、持続的で魅力的な地域づくりが可能となります。
また、復旧・復興にあたっては、今後の災害リスクに対する強靭な防災機能を備えた地域の再生を基本とし、インフラの耐震化や避難所の充実、災害発生時に迅速かつ効果的に対応できる体制づくりなど、ハード・ソフト両面における防災力向上を図ることとします。
今後実施する様々な取り組みにより、市民が安心して暮らせる環境を整えることが最も重要であり、市民の暮らしを支援し、心身ともに安心できる生活環境を提供するとともに、地域全体で協力し合いながら、共に地域の未来を創り上げることを目指します。
【計画の基本方針】
A.暮らし・住まいの再建
B.インフラの早期復旧
C.地域産業の再建
震災からの復旧・復興に向けた基本方針を、上記の3つの柱に分類し、それぞれに主な取り組みと見込まれる事業期間を定め計画を推進します。
また、計画は財政状況や今後の取り組みの進捗、市民の皆様や地域のニーズに合わせ、柔軟に対応することとします。
なお、この計画は、復興作業が緒に就いた時点(令和7年3月)で策定したものです。液状化対策については、過去の例からも完了までに長期間を費やすことが見込まれることから、地区説明会等の開催を通じて市民の皆様の対話を重ねながら事業を進めて参ります。
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