議会のしくみとながれ
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市議会とは
かほく市などの地方公共団体は、憲法や地方自治法の規定に沿って、議会を設置しています。これは、住民がその地域の行政を自分たちの手で行うという地方自治の本旨に基づいたものです。
かほく市議会は、選挙で選ばれた15人の市議会議員が、市民を代表して、条例の制定や改廃、予算・決算など市政の基本的な事柄について話し合い、決めていく場です。
審議の流れ
市議会には、年4回(3月、6月、9月、12月)定期的に開く定例会と、必要に応じて開く臨時会があります。
定例会や臨時会は一定の会期を定め、その期間中に本会議や委員会を開いて議案の審議などを行います。市議会に提出された議案や請願は、本会議にかけられた後、関係する委員会に付託され、審議が行われて、最終的に本会議で採決されます。
本会議
議員全員が議場に集まり、予算案を初めとする議案などを審議し、議会の最終意思決定をするために開かれる会議のことです。
定例会の本会議では、提案理由の説明、質疑、(委員会で審議)、委員長報告、討論、採決の順で会議が進められます。
また、本会議では、市政全般に対する一般質問が行われ、活発な議論を展開しています。
提案理由の説明
提出した議案について、提出者が提案の理由やその主な内容を説明することです。
質疑
議題となっている議案について、その内容や疑問点を質問することです。
委員長報告
委員会での審査の経過や結果を、委員長が本会議で報告することです。
討論
本会議または委員会で、議員が賛成か反対かの意見を表明することです。
採決
本会議や委員会で、議案などに対する可否の決定をすることです。
一般質問
議案に対する質疑とは別に、かほく市の事務や課題全般にわたり質問することで、発言要旨の通告が必要です。
委員会
議案などを少人数で、専門的、効率的に審査するために設置される会議で、議会運営委員会、常任委員会、特別委員会があります。
議会運営委員会(6人)
議会運営を円滑に行うため、本会議や委員会の日程及び提出された議案や請願・陳情などの審議方法について協議します。
常任委員会
かほく市の事務や課題について調査を行うとともに、議案や請願・陳情を審査するため、法律に基づいて設置される委員会で、かほく市議会には3つの常任委員会があり、次のとおりとなっています。
総務建設常任委員会(7名)
議会事務局、総務部、産業建設部、地域政策部、会計課、監査委員事務局、選挙管理委員会、公平委員会、固定資産評価審査委員会、農業委員会、他の常任委員会の所管に属しない事務
教育福祉常任委員会(7名)
健康福祉部、教育部、消防の所管に属する事務
予算決算常任委員会(14名)
一般会計、特別会計及び公営企業会計の予算又は決算に関する事務
特別委員会
特定の調査項目を専門的に調査します。
広報特別委員会(7名)
議会だよりの編集、発行等に関すること。
議会の傍聴
年4回定期的に開かれる定例会と必要に応じて開かれる臨時会及び委員会は、誰でもが傍聴できます。議会では、ひとりでも多くの市民の皆さんが傍聴され、議会活動を通じて市政に対する理解を深め、市政に参加されることを望んでいます。
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