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新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ(令和2年4月14日)

新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ

油野市長から市民の皆さまへのメッセージ

新型コロナウイルスによる感染症に関しまして、一言、申し上げたいと存じます。
かほく市では、2月の終わりに新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げ、市としての感染症対策の基本的な方針を定め、さまざまな対応や対策を講じてまいりました。3月3日から実施した市内小中学校の休業や3月中の地域のイベントや大会の自粛のお願いなど、未知のウイルスの恐怖や不安の中にあっても、市として取り組んできた感染症対策に市民の皆さまからご理解とご協力をいただいていることに対しまして、まずは何より感謝を申し上げます。
そのような中、政府は4月7日、緊急事態宣言を発出いたしました。新型コロナウイルス感染症は、東京や大阪などの都市部を中心に感染者が急増し、クラスターと呼ばれる集団感染の発生とともに感染経路がわからない事例が大部分を占めるようになっています。県内全体では4月13日現在で121人の方がウイルスに感染し、非常にひっ迫した状況であることから、同日、石川県は独自に「緊急事態宣言」を発出し緊急の対策を講じることといたしました。
ご承知のとおり、かほく市におきましても感染者が出ており、4月に入ってからの石川県内の感染拡大を見てみましても予断を許さない状況であり、市としましては、児童生徒を含めた市民の皆さまの安全確保を第一に考え、4月9日の午後から再び市内小中学校を休業することにしました。さらに、13日からは市の公共施設のうち屋内での活動が中心となる施設につきまして、休館の措置をとることといたしました。いずれも5月6日までの措置としております。これは、できる限り市民の皆さまの安全確保を図るための措置でありますので、ご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。
新型コロナウイルスの感染拡大の局面を乗り越え、ウイルスに打ち勝つためには、市民の皆さまのご協力が必要不可欠であります。皆さまには、こまめな手洗いやうがいを行い、咳エチケットを守るなどの感染拡大防止を徹底していただくとともに、県の緊急事態宣言を踏まえ、不要不急の外出を控えていただきたいと思います。また、感染拡大のリスクを高める環境となる「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「近くでの会話や発声をする密接場面」という「3つの密」が重なった場所を避けるようお願いいたします。
市はこれからも引き続き、国からの通知や専門家会議からの提言に基づきながら、石川県の緊急事態宣言に伴う対策を踏まえ、連携を図りながら、強い危機感を持って感染症対策に取り組んでまいります。さらに、いち早く正確な情報をお届けするよう努め、市民の皆さまが安心して暮らしていただけるように必要な取り組みを講じてまいります。
いずれにいたしましても、事態の終息に向け、今後も全力を尽くしてまいりますので、どうか市民の皆さまのご理解とご協力を重ねてお願い申し上げます。

令和2年4月14日 かほく市長 油野 和一郎

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