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令和3年 市長年頭挨拶(令和3年1月1日)

新年明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、健やかに令和3年の新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
年月の経つのは早いもので、かほく市が誕生してから来る3月1日で、18年目を迎えようとしております。
かほく市政を担当させていただいてからこれまでの約17年間、住みよさを実感できるまち、安全で安心して暮らせるまちの実現を目指し、市民の皆様の融和を基本としながら、バランスの取れたまちづくりに全力で取り組んでまいりました。
その結果、少しずつではありますが、目指すべき「かほく市像」に近づいてきたのではないかと思っております。
さて、昨年を振り返ってみますと、年明け早々に新型コロナウイルスの感染者が国内で初めて確認され、その後、全国に感染が拡大することとなりました。
かほく市では、感染症対策本部を立ち上げ、国・県の対応としっかり連携をとり、市民の皆様への感染防止と生活支援や地域経済の下支えを図るため、時期を逸することなく、これまでさまざまな対策に取り組んでまいりました。
具体的には、マスクを手に入れることが困難となった時期に、市内の全世帯へマスクを配布したほか、6月から9月までの4ヶ月分の上水道基本料金を減免いたしました。
また、すべての業種を対象とした事業継続緊急給付金制度の創設や、市商工会と連携したプレミアム付き商品券の販売を行いました。
さらには、18歳以下のお子さんがいる世帯への商品券の支給や、ひとり親世帯への生活支援給付金の給付のほか、妊婦の方や18歳以下のお子さんに対し、今年度に限りインフルエンザの予防接種費用を無償とする対応もいたしました。
ほかにも、多岐にわたる事業において対策を講じているところでありますが、新型コロナウイルスは未だ収束が見通せない状況となっております。
市民の皆様におかれましては、今後とも新しい生活様式を実践し、感染予防に努めていただきますよう改めてお願い申し上げます。
さて、新しい年、令和3年は、これまでの地方創生の取り組みを止めることなく、さらに発展させていくため、定住促進や子育て支援などを引き続き推進していくほか、市民の皆様の健康づくりにも積極的に取り組むなど、これまで以上に人が集い、住んでいただける魅力あるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
主なものを申し上げますと、定住促進策につきましては「若者マイホーム取得奨励金」や「新婚さん住まい応援事業」がこれまで着実に成果を上げており、幅広い子育て支援策と相まって、全国的に人口減少が進む中、かほく市では5年連続で人口が増えております。
また、さらなる子育て支援策の一環として、現在、谷公園の再整備事業に取り組んでおり、公園内にあります金津体育館をリニューアルし、子どもたちが年間を通して天候に左右されず、のびのびと身体を動かせる屋内パーク「あそびの森 かほっくる」を今年の春にオープンする予定としております。
このほか、市民の皆様がスポーツの素晴らしさを実感できる、新たなスポーツ文化の拠点施設として、「(仮称)かほく市総合体育館」の整備に取り組んでおり、今後、本格的な事業実施に向け、遅滞なく進めてまいりたいと考えております。
さらに、健康増進と生きがいのある暮らしの実現のため、楽しみながら歩くことを習慣化し、健康維持に取り組んでいただけるよう、県のいしかわスポーツマイレージの歩数データを活用した新たな「健康ウォーキング事業」を開始したほか、「かほくプラチナ筋力アップ体操」を新たに作成するなど、こういった取り組みが市民の皆様の健康増進につながることを大いに期待しております。
今後も、さらに住みよさに磨きをかけるとともに、将来のかほく市にとって欠かすことのできない施策を一歩ずつ着実に進め、かほく市のさらなる活性化に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えておりますので、引き続き皆様方のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
結びになりましたが、皆様方のますますのご健勝とご多幸、そして、新しい年が希望に満ちた明るい年になりますよう心からご祈念申し上げまして、新年のご挨拶といたします。

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