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令和3年度市長訓示(令和3年4月1日)

市長訓示

それでは、一言ご挨拶申し上げます。
今ほど、辞令の交付をさせていただきました。
まず竹本新副市長には、重責を担っていただくわけですが、これからチームかほくの一員として、またチームの要として頑張っていただくことを改めてお願い申し上げたいと思います。
そして新規採用19名の皆様、今日からかほく市の職員として仲間入りをしていただきました。まずは心から歓迎を申し上げたいと思いますし、またお祝いも申し上げたいと思います。
皆様それぞれ、今、期待と不安、そして緊張もしているかと思います。その中で先ほど一人ひとりからご挨拶もいただいたわけでございまして、しっかりと挨拶をしていただいたことに、大変心強く思っているところでございます。
その皆様のご挨拶にありましたように、一日でも早く与えられた仕事をしっかりと覚えていただき、市の役に立てるよう、また市民の皆様の役に立てるように頑張っていただきたいと思います。コロナウイルス感染拡大ということで、本日この場にご参集いただいている先輩の皆様は、部長であり課長であり、課長補佐であり、いわゆる幹部の皆様です。皆様も将来こうして幹部となれるように、日々研鑽を積んでいただくことを改めてお願いを申し上げたいと思います。
また、本日、異動辞令の交付もさせていただきました。昨年は異動が少なかったですけど、今年は大幅な異動となりました。それぞれ部長、課長になった方も何人もございます。皆様もそれぞれ、変わる方、変わらない方それぞれあるかと思いますけども、課長には課長、そして部長には部長、それぞれの役割を果たしていただく、もちろんその課をしっかりとまとめていただくのは課長ですし、課長補佐の皆様も課長を補佐してしっかりとチーム、その課としての最大限の力を発揮すること、課長と補佐がお互い違う方向を向いていたらその課の力が半減しますので、しっかりと力を合わせて、その課の最大限の力を発揮していただくことを改めてお願いしたいと思いますし、部長にはいくつもの課をまとめてしっかりと部をまとめていただき、それぞれのチームかほくの一員として、それぞれの役割、しっかりと果していただく、このことを改めてお願いを申し上げたいと思います。
昨年度の末、かほく市にとってもうれしいニュースが入ってきました。
これは、現在、都市建設課の管轄にもなっております国道159号、ご存知のように高松中学校からカジマートのところまでの740メートル区間について事業を実施していただいておりますし、七塚地内の松浜から外日角の区間においても工事していることを皆様ご存知かと思います。この予算については、今年度も確保されました。外日角の区間については1億9200万円、また高松の区間については2億2800万円計上されたわけでございます。
それに加えて、今年度は高松北歩道整備事業ということで、高松中学校から看護大学までの事業が新たに採択されました。これは本当にありがたいことで、石川県の道路事業の中で新規採択があったのはこの1件だけです。それだけこの事業が大きな事業として北陸地方整備局の1番の項目としていただいたこと、また、石川県の推進する事業の項目の1番に上がったものが、かほく市の高松北歩道整備事業ということでございます。
私が本当に嬉しかったことは、この事業というのは、もちろん私たちの要望活動も功を奏しているわけですけども、それ以上に住民の皆様、要は区長さん方、町会長さん方がそれぞれの地権者のところへ全部回っていただき、その地権者の皆様に喜んで同意していただいたその結果をもって国土交通省にお願いしており、まさに先ほどチームかほくという言葉がありましたけれども、市民の皆様を巻き込んだチームかほくとして要望した結果が、旧の高松町の時代から懸案であったこの事業がきっちりと進むという、ようやくこの目途が立ったということであります。現在行っていることは、これまでは740メートル区間だったのですが、次は1700メートルという区間が採択され、これは大変ありがたいと思っておりますし、このことがかほく市にとっても子どもたちの安全を守るという意味で大きな事業であり、このことを国にお願いしてこれからもしっかりと私たちもフォローをしながら進めていかなければならないと思っています。
今日の朝、企画振興課から報告をいただきました「若者マイホーム取得奨励金」、かほく市の定住促進策として、取り組んでいる重点施策であるこの事業について、昨年度は216件という、これまでの最高の件数であり、一昨年度ともう一年前の192件というこれまでの最高を超えました。平成22年にスタートした時には81件だったのが、昨年度初めて200件を超えて216件という、これまでの最も大きな数字を記録したということでございます。本当に若い世代がかほくを選んできていただいている姿がここにも表れているかと思いますし、また「新婚さん住まい応援事業」、この件につきましても、昨年度は95件、一昨年度は90件で5件増えています。この95という数字はそのもう一年前の97件がこれまで9年間の最高の最大の数字でしたので、それに迫る数字ということで、このコロナ禍であっても、今かほく市を選んで来ていただいているという数字がこの中にも表れてきているということで大変嬉しく思っています。
ただ喜んでばかりもいられないこともあります。赤ちゃんの出生数、これについても、これまで2年連続、313人、300人ということで2年連続300人を超えていました。ただ、昨年度の数字はまだ上がってきていませんけども、2月末の時点で246人でした。3月に25人生まれたとしても、271人しかなりません。おそらく270人を切るのではないかと思って心配もしています。この数字は、かほく市誕生以来の平均の数字ではありますけども、今、大きな曲がり角に来ていると認識もしているところでございます。
これまで赤ちゃんの数をずっと調べてきましたが、上がったものが今、下がっています。人口の増加も平成27年から12人、88人、136人、257人までいって、その一昨年度は135人に下がって、昨年度は、たぶんまたもう一段下がって100人を切るかどうかという状態になっています。だから、こう上がったものが今下がってきていますので、それがここで止まってもう1回上がるか横になるか、またこのまま下がり続けるか、大きな曲がり角が今年度だと思っています。
これをしっかり、これまで通り選んでもらえるようなまちづくり、そのためには皆様で力を結集して取り組まなければいけないと思っています。
皆様にはそれぞれの役割を果たしていただく、いつも言っていますようにどの部署もすべて、定住促進にも関係していますし、要は魅力あるまちづくりをしっかりとする、その場を見ていいと思ってもらえるようなまちは、住んでいる皆様が本当にいいと思ってもらえなければ、それは選んでもらえません。
いかに住んでいる皆様が、本当に住んでてよかった、これからも住み続けたい、そう言ってもらえるようなまちづくりに、これからもしっかりと一人ひとりが取り組んでいただく、このことを改めてお願いを申し上げたいと思います。
今年度は何と言っても、コロナウイルスワクチン接種、ここが大きな事業になるわけでございます。
かほく市では4月18日に、最初に高齢者、80歳以上の方を対象として打ち始めます。そういう状況の中で、これは健康福祉課が担当ですけれども、担当課だけではもちろんできるわけではありませんので、これこそかほく市全体として取り組まなければならない、これは高齢者だけでも3か月は少なくともかかると思いますし、一般の方も含めて16歳、今のところ16歳以上ですけれども、そういった方々全員に打つには、今年いっぱいは少なくてもかかります。
もちろん、私たちが打てるわけではありませんので、かほく市の医師会の皆様のご協力がなければならないわけで、ここは全面的にご協力もいただくということにもなってますし、本当に大変ありがたいと思っています。
こういった大きな事業がありますので、これもチームかほくとして全体として取り組む、ここも皆様には頭にしっかりと留めていただきたいと思います。
また大きなプロジェクト、この中の1つとしては総合体育館の建築、いよいよ事業者も決まりましたので、着実に進みますので、しっかりスポーツ文化課、これは大変かと思いますけども取り組んでいただくことを改めてお願い申し上げたいと思います。
一つひとつ大きな課題もありますし、また地道にしなければならない仕事、皆様それぞれにあるわけでございまして、皆様一人ひとりが自分の果たすべき役割しっかり果たして、チームかほく全体の思い、要はいいまちを作るんだというそういう想いを皆様と共有して今年度も一緒に頑張りましょう。
よろしくお願いします。

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