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令和4年 市長年頭挨拶(令和4年1月1日)

市長の写真

新年明けましておめでとうございます。

市民の皆様におかれましては、健やかに令和4年の新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

年月の経つのは早いもので、かほく市が誕生してから来る3月1日で、19年目を迎えようとしております。

これまで、住みよさを実感できるまち、安全で安心して暮らせるまちの実現を目指し、市民の皆様のニーズに応えられるよう、一歩ずつ着実に取り組んでまいりました。こうした取り組みが少しずつ実を結び、昨年10月に民間企業が発表した、石川県版の「街の幸福度ランキング」において、かほく市が県内19市町の中で第1位となりました。

このランキングは、実際に住んでいる住民の意識調査の結果に基づくものであり、市民の皆様が、住んでいて「幸せ」だと感じていただいている割合が高いということで、大変ありがたく、また、うれしく思ったところであります。

さて、昨年を振り返ってみますと、一昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症への対応に奔走した一年となりました。4月からは、コロナ収束への「切り札」とも言われるワクチン接種につきまして、かほく市が誕生して以来、最大の事業として、また、市民の皆様の命と健康を守る最も大切な事業として、全庁挙げて取り組んでまいりました。

医師会の皆様から全面的なご協力をいただいて推進できたことから、接種対象者のうち、概ね9割の市民の皆様が、2回の接種を終えることができました。現在、3回目の接種に取り組んでいるところであり、市民の皆様には、「新しい生活様式」の実践など、引き続き感染予防に努めていただきますようお願い申し上げます。

そうしたコロナ禍にありましても、かほく市の更なる発展に向けた施策を着実に進めてきたところであり、定住促進策につきましては「若者マイホーム取得奨励金」や「新婚さん住まい応援事業」がこれまで着実に成果を上げており、幅広い子育て支援策と相まって、全国的に人口減少が進む中、かほく市では6年連続で人口が増えております。

また、昨年4月には、金津体育館をリニューアルし、子どもたちが年間を通して天候に左右されず、のびのびと身体を動かせる屋内パーク「あそびの森かほっくる」をオープンいたしました。コロナ禍で利用制限を設けている状況でも、市内外から多くの方にお越しいただき、おかげさまで大変好評をいただいております。

さらには、「空き家空き店舗活用補助金」を活用して、カフェなどの飲食店が新たにオープンしたほか、女性や若手農業者グループの積極的な活動が生まれるなど、地域活性化の新たな芽が育まれていることを、大変頼もしく感じているところであります。

さて、新しい年、令和4年は、引き続き、新型コロナウイルス対策に万全を期すとともに、国の新たな経済対策に呼応していくことはもちろん、これまでと同様、定住促進や子育て支援などを着実に推進していくほか、市民の皆様の健康づくりや教育環境の充実にも積極的に取り組むなど、アフターコロナ、ウィズコロナを見据えたまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

主なものを申し上げますと、さらなる子育て支援策の一環として、長寿命化工事が完了した宇ノ気南部体育館内に、新たに宇ノ気南部学童保育クラブを開設いたします。

このほか、将来を見据えた活性化の取り組みとして進めております「(仮称)かほく市総合体育館」整備事業につきましては、施設の整備、運営事業者と鋭意打ち合わせを行っており、スポーツ文化の拠点施設として、令和6年春の完成に向け、遅滞なく進めてまいりたいと考えております。

今後も、これまでのまちづくりの施策による「地方創生」の流れを止めることなく、持続可能な発展と市民サービスのさらなる充実を図りながら、「賑わいと活力のあるまち」「住んで良かったと思えるまち」、そして「選んでもらえるまち」の実現に向け、全力で取り組んでまいりたいと考えておりますので、引き続き皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。

結びになりましたが、皆様方のますますのご健勝とご多幸、そして、新しい年が希望に満ちた明るい年になりますよう心からご祈念申し上げまして、新年のご挨拶といたします。

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