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令和4年度市長訓示(令和4年4月1日)

令和4年度市長訓示それでは一言、ご挨拶を申し上げます。

今ほど、辞令の交付をさせていただきました。

まずは、今年度新規採用の17名の皆さんには、今日からかほく市の職員の仲間入りをしていただいたわけであります。改めて、お祝いを申し上げたいと思いますし、皆さんを心から歓迎も申し上げたいと思います。今ほども、お一人おひとりにご挨拶していただきましたが、その姿を見て、大変心強く、また、嬉しく思っているところであります。皆さんそれぞれ大きな期待もあり、また、少し不安もあるかと思います。この気持ちは、先輩の皆さん方が通ってきた道でもありますので、1日でも早く、職場に馴染んでいただき、今ほど決意していただきましたように、市民の皆様のお役に少しでも立てるように、これからの日々、研鑽に励んでいただき、また、努力もしていただき、かほく市の新しい戦力として頑張っていただくことを期待したいと思います。また、将来は、かほく市を担うような立派な人材に育っていただくことも期待を申し上げたいと思います。

また、異動辞令の交付もさせていただきました。部長、課長、部署異動された方もおられますし、また、再任用という方もあります。本日ここにお集まりいただいた方は、それぞれの部課の幹部の方であります。それぞれのリーダーとして、それぞれの部課の戦力を最大限に発揮できるように皆さん方には、今年度も頑張っていただきたいと思います。

それができるかどうかは、皆さんの肩にかかっているわけでありまして、私がいつも言わせていただいておりますように、それぞれがそれぞれの役割が何であるかということをしっかりと捉え、その役割を果たしていただく、そして一つひとつできることを積み上げていく、これまでのかほく市職員が取り組んできた姿勢を変えることなく、これからもしっかり頑張っていただきたいと思います。

ご承知のように、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない状況であります。少し落ち着いてきたかなと思いましたが、かほく市では、また2日連続8人という状況であります。

一昨年の4月3日にかほく市で感染者が初めて確認されてから、去年の暮れまでの1年9カ月で272名の方が感染されていましたが、今年の3月だけでも272名という同じ感染者数でした。今年2月はそれ以上の339名、それから今年1月は66名であり、今年の1月14日から昨日までで677名の感染が確認されているところであります。

オミクロン株BA.1からBA.2に置き換わっていると言われておりますが、まさに、誰が感染しても不思議ではない、これは皆さんがそれぞれ感染対策をしっかりとりながら、気を付けていただく、これしかないわけでありまして、どうしても体調が悪かったら休んでいただく、人にうつさない、このことを常に心がけていただくことを今一度、皆さんにお願いを申し上げたいと思います。

現在、コロナ対策やワクチン接種にも取り組んでいるところでありますが、これだけが市政ではありません。

もちろん、かほく市発展のためにいろんな形で市政に取り組んでおり、現在、ご承知のように、総合戦略に基づいてまちづくりに取り組んでいるところであります。現在、この総合戦略は、第2期に入っており、令和2年から令和6年までの期間で、今年度はちょうど中間年にあたるわけであります。

昨年も総合戦略に基づいたまちづくりで、大きな成果をあげることができました。総合戦略の2番目に「新しいひとの流れをつくる」という項目があり、その中で、定住促進策にも力を入れているところでありますが、「若者マイホーム取得奨励金」制度では、昨年度で232件の申し込みがありました。これは、令和2年度の216件がこれまでの最高でしたが、これよりも16件上乗せすることができて、232件ということであり、大変ありがたい件数になっております。

また、「新婚さん住まい応援事業」につきましても、昨年度は94件であり、これは平成30年度の97件、令和2年の95件に次いで3番目に多い申請数ということであり、大変ありがたい結果が出ています。若い世代の皆様が、かほく市を選んで来ていただいている、こういう姿が表れているということであります。

その結果として、もう一つ嬉しい良い指標も出ているところであります。今年度、小学校1年生になるお子さんは、平成27年度に生まれた赤ちゃんでありますが、平成27年度に生まれた赤ちゃんは249人でありました。これは、平成20年度に次いで2番目に少ない出生数でありましたが、今回小学校1年生になるお子さんが、329人いらっしゃいます。生まれた赤ちゃんが249人なので、80人の子どもが増えてくれているということで、生まれたときにはいなかった赤ちゃんを若い世代が連れてきてくれているという、本当にありがたい良い指標が出ているということで嬉しく思っているところであります。

また、総合戦略の3番目の「結婚・出産・子育ての希望をかなえる」という項目ですが、出生数について、昨年度は309人でした。これは平成30年度の313人という1番多い人数に次いで2番目ということであります。現在、ご存知のように、少子化の中で、本当に赤ちゃんの生まれてくる数、少ないわけですが、この中でもかほく市では、おかげさまで309人という素晴らしい結果も出ているということであります。これも、これまで子育て支援に力を入れてきたことはもちろん、できるだけ待機児童は出さないという方針のもとでやってきたことなど、いろんなことが相まって、現在のかほく市になっており、若い世代が選んで来ていただいているということにも繋がっているわけであります。

道路につきまして、これまで旧七塚町地内で歩道整備を進めてまいりましたが、子どもたちの命を守ろうということで、ずっと取り組んできたこの事業が、今年の3月末にようやく17年の歳月をかけて完成しました。現在は、高松地内の歩道整備において、国土交通省直轄事業として取り組んでいただいてます。この予算につきましても、国の予算が可決され、内示がありました。カジマートから高松中学校までの740メートル区間についても、今年度の予算としては、2億5800万円であり、去年よりも3000万円増えてくれました。また、高松北歩道整備事業である高松中学校から県立看護大学までの予算につきましても、昨年度は1200万円であったものが、今年度は8900万円ということで、ありがたい予算配分があり、これらも時間は掛かりますけども、順番に高松地内についても、工事を始めていただけるということでありますので、嬉しいニュースでありました。

もちろん、かほく市では、いろんな形で住みよいまちづくりにこれからも取り組まなければならないと思っております。それは、一人ひとりの職員がそれぞれの役割を果たしていただく、そういうことの結果として、まちづくりに繋がっていくわけであります。

昨日も退職辞令の交付式がありました。そのときに、退職された部長が「住みよいまちをつくってほしい」ということで、最後に皆さんで一緒にガンバロウ三唱もしましたが、みんなで住みよいまちづくりをしてほしいという、退職された皆さんの思いとして、そのバトンは皆さんに受け継がれたわけであります。

これからも、市民の皆様が「住んでよかった」とおっしゃっていただけるようなまちづくりにしっかり皆さんと一緒に努めていかなければならないと思っておりますし、また、馳新知事が、幸福度日本一の県をつくりたいとおっしゃっております。まさに、かほく市では、去年の10月に民間アンケートの中で、石川県内では、市民の幸福度が1位という嬉しい指標も出ていました。そういう状況の中で、幸福度を高めること、それから、市民の皆様の満足度を高めていくことが我々の仕事でもあるわけであります。

皆さん一人ひとりがチームかほくの一員であり、みんなでこれからも知恵を絞り、汗をかいて、住みよいまちづくりのために今年度も1年、一緒に頑張りましょう。

今年度もよろしくお願いいたします。

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