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令和5年度市長訓示(令和5年4月3日)

令和4年度市長訓示

皆さん、改めておはようございます。

それでは、一言ご挨拶を申し上げます。

今ほど辞令をお渡しさせていただきました。新規採用職員の16名の皆さんには、今日からかほく市の職員として一緒に働いていただくことになります。皆さんそれぞれ緊張もして、また大きな期待、不安もあるかと思います。そういう中でも、今、一言ずつ思いを述べていただき、大変心強く聞かせていただきました。皆さん今日の初心を忘れることなく、それぞれ配属された場所で、1日でも早く職場に馴染んでいただき、また仕事を覚えていただいて市の新たな戦力として頑張っていただくということをお願いしたいと思いますし、市役所とは市民の皆さんのお役に立つ場所であるという、これはもちろん職員一人一人がいつも思っていただかなければならないわけですけれども、そういうことを心の中に思って頑張っていただくようお願いしたいと思います。期待していますので、よろしくお願いします。

また、それぞれ異動辞令を交付させていただきました。大きく変わった部課、それからあまり変わらなかった課もあるかと思います。新たに地域政策部が市民生活部から変わったということ、またこども家庭課ができまして、健康福祉部に所管が変わったという大きな変革もあります。そして地域政策部へ企画振興課が変わるという、大きな、ある意味では、一つの節目の年度が始まるわけでございます。

こういう状況の中でも、やることは皆さんそれぞれ同じなわけで、自分がその課・部で何をしなければいけないのか、しっかりと自覚しながら課題解決に向けて取り組んでいただく。このことを改めて皆様方にお願いしたいと思います。

1週間ぐらい前の新聞に、石川県内19市町の昨年の赤ちゃんの数が出ていたのをご覧になった方もいらっしゃるかと思います。ちょうど10年前と比較して、19市町の中で増えたのがかほく市だけで、あとの市町は全部減っているという状況でした。合併した当時の平成16年の出生数は290人であり、この10年前というのが、かほく市では年度で289人のお子さんが生まれました。この時は2番目に多い数字でしたけれど、今回307人でそれよりまた多くなっている。ここは本当に、これまで少子化対策、子育て支援、それから教育環境など、こういったものを整えようと、この二つに力を入れて取り組んできたまちづくりの方向性が間違っていなくて、若い世代に選んでいただいている。その成果がこういう形で現れたということで、改めて大変ありがたく思ったところでございます。

先ほど、こども家庭課長から昨年度の出生数の報告を受けました。300人を超えないかなと期待していたのですけれど、実は昨年度は298人で、2月末までは昨年の309人と同じペースだったのですが、昨年は3月で26人の赤ちゃんが生まれましたけど、先月は15人ということで、3月ひと月で11人分、昨年と違いが出ていたということで、残念ながら300人は超えませんでした。それでも298人という数字で、これはもちろん10年前、それから9年前の数字と比較いたしましても、大変多い数字ということで、ありがたく思っているところでございます。

また人口につきましても、自然減が本当に多くなっておりますが、かほく市は今年度に入ってから、2月末で57人、人口が増えていました。1ヵ月で50人の減少は3月中にはないと思いますので、そういった意味では、これで8年連続人口が増えたということにもなるわけでございます。これも本当にありがたい数字で、今、全国的に人口減少で、石川県内でも増えているのは野々市市とかほく市の二つだけという、このような状況でも若い世代に選んでいただいて定住が進められている状況であります。こういったことも踏まえながら、しっかりとこれからもまちづくりを皆さんと一緒にやっていきたい、やっていかなければいけないと改めて思っているところでございます。我々の仕事というのは、地域を活性化させて、税収をあげる。そしてまた住民サービスを少しでも向上させることによって、多くの住民の皆さんの満足度を上げていく。そういうまちづくりが我々にとって課された課題でもあるわけでございます。

馳知事がいつも「幸福度日本一の県」を目指そうということで、今年度新たに県の総合計画となる「成長戦略」を作ることになり、その中で目指すべき方向に、やはり「幸福度日本一の県」ということがうたわれています。

もちろん満足度を少しでも上げることによって、私は日本一とかそういうことは言えませんけれど、それでも昨年の11月に発表された石川県の幸福度ランキングではかほく市が一番になりましたし、住み続けたいまちランキングでも、かほく市が初めて一番になったという状況でございます。一つの数字には過ぎませんが、やはり悪いよりは良いに越したことはない。これからも皆さんと一緒にそういったまちづくりを進めなければいけないと思っています。先ほど言いましたように、それぞれ自分の働く役割をしっかり果たすことが、そういったことにも繋がるわけでございます。皆さんそれぞれ、「自分の所属はまちづくりとあまり関係がない部署であり、僕もあまり関係ないかな。」と思われている方がもしもいたら、それは絶対に違う。かほく市全体の中でそれぞれが、しっかりと大きな役割があるということで、そこをしっかりやってもらわなければかほく市の総合力も高めることができませんし、そこに水漏れがあると大きな形で崩れていってしまうことにも繋がるわけでございまして、いつも言っていますが、皆さんしっかりと役割を果たしていただく。もちろん今日お集まりの皆さんはそれぞれ、かほく市の幹部になるわけでございます。そういった自覚をここにしっかり持って頑張っていただく。チームかほくの一員として、また今年度も1年、力を合わせて頑張りましょう。よろしくお願いします。

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