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令和6年 市長年頭挨拶(令和6年1月1日)

市長写真

新年明けましておめでとうございます。

市民の皆様におかれましては、健やかに令和6年の新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

年月の経つのは早いもので、かほく市は来る3月1日で、市制施行20周年の節目を迎えようとしております。

これまで、住みよさを実感できるまち、安全で安心して暮らせるまちの実現を目指し、市民の皆様のニーズに応えられるよう、一歩ずつ着実に取り組んでまいりました。

こうした取り組みが少しずつ実を結び、全国的に人口が減っている自治体が多い中、かほく市では8年連続で人口が増えており、最近の1年間でみますと県内で人口が増えているのは、かほく市と野々市市だけという状況となっております。

また、昨年6月に民間企業が発表した、「子育てしやすい自治体ランキング」において、かほく市が全国で1位になるなど、「住みやすいまち」「子育てのしやすいまち」のイメージが定着し、特に若い世代の方たちが、かほく市を選んでいただいていることに大変ありがたく、また、うれしく思っているころであります。

さて、昨年を振り返ってみますと、引き続き、新型コロナウイルス感染症への対応をはじめ、世界的な情勢不安を背景とした物価高騰が続きました。また、自然災害として、1月には10年に一度と言われる強い寒波の影響を受けた上水道の断水の発生や、7月には観測史上最大となった豪雨により、市内各所で道路や河川、農業用施設のほか一般の住宅や農地などが被災するなど、市民の皆様の日常生活に多大な支障を来す事態が発生し、その復旧に奔走した1年となりました。

一方、5月に新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行したことにより、夏の「サマーフェスタ」を4年振りに通常開催したほか、「いしかわ百万石文化祭2023」の地域文化発信事業として開催した「哲学シンポジウム」、また、初めての試みとして西田幾多郎記念哲学館を会場として開催された「哲楽夜市」では、市内外から大変多くの皆様にご来場いただいきました。

そして、各地区においても様々な行事が再開されるなど、ようやく市内の賑わいが戻りつつあり、心から安堵しているところであります。

このほかのトピックスとして、まず5月に、バレーボールV1女子で活躍しております、PFUブルーキャッツが「黒鷲旗全日本男女選抜大会」で見事、悲願の初優勝を果たされました。

8月には、石川県民スポーツ大会が河北郡市を主会場として実施され、開会式と閉会式につきましては、かほく市として初開催となりました。各種目に参加された選手の皆様には、日ごろの練習の成果を存分に発揮していただいた結果、過去最高となる、男女とも総合4位という大変素晴らしい成績を収めていただきました。

また、10月には、東京都で行われました「全国女性消防操法大会」に石川県代表として、かほく市女性消防隊が出場され、一年余りの長期間に渡り訓練された成果を存分に発揮し、大会当日は大いに健闘していただきました。

さて、新しい年、令和6年は、3月にはスポーツ文化の拠点となる「かほく市総合体育館」、そして、「あそびの森かほっくる」の敷地内に、コワーキングスペースやカフェなどを設けた「つどいの森 かほっくるプラス」が完成いたします。さらに、道の駅高松の里海館のリニューアル工事も完了し、これらの施設は本市の新たな賑わいの拠点となるものであります。

そして、長引くデフレから完全脱却するための国の新たな経済対策に呼応していくことはもちろん、これまでと同様、定住促進や子育て支援などを着実に推進していくほか、市民の皆様の健康づくりや教育環境の充実にも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

さらには、行政のデジタル化、SDGsやゼロカーボンへの対応など、将来にわたり持続可能な発展と市民サービスの更なる充実を図り、「賑わいと活力のあるまち」「住んで良かったと思えるまち」、そして「選んでもらえるまち」の実現に向け、全力で取り組んでまいりたいと考えております。

結びになりますが、皆様方のますますのご健勝とご多幸、そして、新しい年が希望に満ちた明るい年になりますよう心からご祈念申し上げまして、新年のご挨拶といたします。

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