エンターキーで、ナビゲーションをスキップして本文へ移動します

第22回かほく市立志式(令和8年1月30日)

R8立志式写真

本日、ここに立志式を迎えられた322名の中学2年生の皆さん、誠におめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。

「立志」とは、志を立てること、すなわち将来の目的を定め、それを成し遂げようと決意することです。皆さんには、今日の日を、自分の人生を考える大切な節目として受け止め、将来について考え、大人としての自立を自覚する機会にしていただきたいと思います。

今、皆さんは自分の将来について、様々な姿を思い浮かべていることと思います。中には、「自分は何をしたいのかわからない」、「将来の夢が思い描けない」と悩んでいる人もいるかもしれません。しかし、それは決して特別なことではありません。大切なのは、自分の個性をしっかりと見つめ、少しずつ将来像を描きながら、それに向かってどのように努力をし、人生を歩んでいくのかを考えていくことです。そのためには、良き指導者や先輩方の意見、助言に耳を傾ける姿勢も、とても重要となります。

さて、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、津幡町出身の力士である大の里関は、昨年、史上最速となる初土俵から13場所での横綱昇進を達成し、その活躍は、地元はもちろん、日本全国を大いに盛り上げました。大の里関は、大関・横綱昇進の際には、いずれも「唯一無二」という言葉を用いて決意を表明されております。唯一無二とは、この世にただ一つしかなく、他に類を見ないほど優れていることを意味するものであり、その言葉どおり、長い相撲の歴史の中でも史上唯一の記録を数多く残してこられました。

しかし、こうした栄光の影には並々ならぬ努力があったことは言うまでもありません。中学生の頃から相撲留学のために地元を離れ、将来の夢に向かって突き進む日々は、決して楽なものではなかったはずです。皆さんと同じ中学生の時期には、すでに将来を見据えて努力をし、そして今もなお挑戦を続けている姿から、私たちは多くのことを学ぶことができます。

また、その歩みの中には、家族や関係者の温かい支えがあったことと思います。皆さんも、感謝の気持ちを忘れず、周囲の方々からのサポートや親切心が、自身の人生に大きく影響を与えるということを心に留めてください。そして、これから皆さんがそれぞれ出会う多くの人とのつながりを大切にしながら、心身ともに健やかに成長されることを願っております。

今日、立志式を迎え、大人としてのスタートラインに立った皆さん。皆さんには、無限の可能性があります。皆さん一人ひとりが、自分自身の「唯一無二」の価値を大切にしながら、未来への扉を開いてください。未来は決して平坦な道ではありませんが、困難や壁に直面した時こそ、自分自身の持つ可能性や強さを信じて、一歩ずつ前進していくことが重要です。

そして、自分ひとりで努力するだけでなく、時には、豊かな経験と知恵を持った良き先輩方の助言に耳を傾けながら、これから訪れる様々な人生の節目を大切にし、輝かしい未来への道のりを歩んでいってください。

結びになりますが、皆さんが生まれ育った郷土を愛し、先人の教えを大切にしながら、国際的な広い視野と高い志を持って、大きく羽ばたいていかれんことを祈念し、式辞といたします。 

お問い合わせ

総務部 総務課 秘書室
〒929-1195 石川県かほく市宇野気ニ81番地
電話番号:076-283-1110
ファックス:076-283-4644