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2022年度(令和4年度)

2022年度(令和4年度)幼児造形事業成果報告

2022年度の「幼児造形事業」の活動につきまして、金城大学短期大学部教授森田ゆかり氏より成果報告が提出されましたので公開いたします。

2022年度 幼児造形事業 成果報告

取り組み(4) ちびっこアート展 はまなすこども園

【1月】4歳児「フロッタージュと花紙遊び」

園庭や散歩でいろいろな秋を見つけました。見つけてきた落ち葉の上に紙を置き、鉛筆などでこすりだす【フロッタージュ】という技法を楽しみました。花紙遊びでは、薄い花紙をのりで貼り合わせる難しさに気づいたり、友達と一緒に大きな柿の木を作ったりし、できあがった柿の木は表現会での「さるかに」に登場しました。

指先を器用に使うことや、集中力が必要となってくるラキューやビーズにも挑戦し、イメージしたものをつくる楽しさを感じています。

はまなす1 はまなす2 はまなす3

はまなす4 はまなす5 はまなす6

取り組み(3) 公開保育

【8月】5歳児「水・砂・泥と遊ぼう」 ひまわりこども園

雨樋を使って水を流して遊んでいる時にできた水たまりを「海みたい」「温泉みたい」と見立て、温泉づくりが始まりました。戸外に置いてあったペットボトルの水が温かくなっていることに気付くと、園庭のあちこちにペットボトルを置き、どこに置いたら温まるのかを考え、お湯づくりを試みていました。掘った穴に温まったお湯を順に運んで溜める、「恐竜が見える温泉にしたい」と廃材でつくった恐竜を飾るなど、友達と一緒に試したり工夫したりしながら遊んでいました。

ひまわり1 ひまわり2 ひまわり3 ひまわり4

【9月】2歳児「好きな遊びを楽しもう」 高松こども園

子どもが自分から遊びだしたくなる環境が大切であると考え、常に遊びの環境を見直してきました。当日、粘土遊びを選んだ子どもは、自分でシートを広げ必要な物を準備し遊び始めました。こねたり、伸ばしたり、ちぎったりと感触や行為を楽しむ姿や、形が変化し見立てて遊ぶ姿が見られ、傍で見守る保育者に「先生、見て~!かいじゅうできた」「これ、チーズだよ」と満面の笑みで自分の思いを言葉で伝え、楽しさを共有していました。

高松1 高松2 高松3 高松4

【10月】公開保育検討会

公開保育の動画を視聴した市内の保育者が集まり検討会を行いました。担当者から当日の様子を聞き、グループワークでは質問や意見、感想など活発な話し合いが行われ、金城大学短期大学部幼児教育学科森田ゆかり教授から助言を頂きました。検討会での学びを各園で共有すると共に日々の保育に活かし、今後も造形活動を楽しみたいです。

検討会1 検討会2

取り組み(2)

かほく市幼児造形事業の取り組みが『美育文化ポケット2022Summer34』※に掲載されました。

造形事業11 造形事業12

かほく市内の認定こども園と保育園では、公開保育や検討会、実技研修等を重ね、金城大学短期大学部教授森田ゆかり氏にアドバイスを頂きながら、「造形」について学び合い、子どもが“やってみたい”という意欲・主体性を育む造形活動を積極的に取り入れています。今後は各園での取り組みや子どもの遊びの様子をお知らせしていきたいと思います。

※公益財団法人 美育文化協会 発行

造形事業7 造形事業8 造形事業9 造形事業10

取り組み(1)

かほく市では2018年度より「幼児造形事業」が始まり、公・民の枠組みを超えて地域全体で取り組んでいます。日々の造形活動を通して「好奇心」や「感性」、「感じたことや考えたことを表現する力」、「創造性」が育ち、こどもの『健やかな心と体の成長』を促すことを願っています。

実践研究会(公開保育)などを通して「造形」について学び合う中で、作品をつくること、描くことばかりが造形ではなく、さまざまな物を見たり触れたりしながら感覚を豊かにしていくこと、試行錯誤のプロセスが大切であることを学び、職員間で話し合い協力しながら造形活動を行っています。

造形事業6 造形事業5 造形事業4

「造形事業を楽しむ園児たち」

造形事業3 造形事業2 造形事業

お問い合わせ

健康福祉部 こども家庭課
〒929-1195 石川県かほく市宇野気ニ81番地
電話番号:076-283-7155
ファックス:076-283-1115