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西田幾多郎の生涯

西田幾多郎の生涯

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西田幾多郎は明治3年5月19日、石川県河北郡宇ノ気(現かほく市)に生まれました。金沢第四高等学校中退、東京帝国大学選科を卒業後、四高教授に就任。その後、京都帝国大学教授となるまでの生涯の約半分を石川県で過ごしています。代表作の『善の研究』をはじめ、生涯を通じて多数の著作を発表。西洋の哲学を学んだ彼は、東洋思想のバックボーンを持つ日本人としてはじめて、「西田哲学」と呼ばれる独自の哲学体系を構想します。西田の下には、三木清、西谷啓治などの俊才が集まり、のちに「京都学派」と呼ばれるグループの基礎を築きました。
退官後、鎌倉と京都を往復しながら思索を続ける生活を送りますが、終戦直前の昭和20年6月7日にこの世を去りました。

写真上 最晩年の西田幾多郎
写真下 石川県西田幾多郎記念哲学館

西田幾多郎博士

石川県西田幾多郎記念哲学館

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教育部 生涯学習課
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