県指定史跡 気屋遺跡
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基準となる土器が出土した遺跡
気屋遺跡
かほく市気屋
縄文時代後期の遺跡です。
高畠と呼ばれる丘陵の南向きの緩やかな斜面にあります。
旧宇ノ気町の医師で考古学にも関心のあった久保清氏によって、上山田貝塚とともに発見されました。
遺跡から出土した土器は、石川県内や北陸地方の縄文時代後期という時代を示す「ものさしとなる土器」とされ、「気屋式土器」といわれています。
ちょっとめずらしい土器
気屋遺跡からは、注口土器と呼ばれる種類の土器が出土しています。今のお茶を入れる急須みたいな形をしています。
何に使ったのでしょうか。「お酒などを入れて祭りに使った」とか「血を止める薬や痛みをやわらげる薬などを入れた」などの説があります。魔法のランプのようにも見えるかな。?
気屋遺跡の人々は上山田貝塚の子孫?
気屋遺跡は、上山田貝塚の北約1,300メートルの場所にあり、お互いの場所が見えます。
上山田貝塚に近く、時代が上山田貝塚の後であることから、「気屋遺跡に住んでいた人々は、上山田貝塚に住んでいた人々の子孫ではなかったか」と考える人もいます。
本当のことがわかるとすごいですね。
気屋遺跡
かほく市気屋
交通 JR宇野気駅から車で7分
お問い合わせ
教育部 スポーツ文化課
〒929-1195 石川県かほく市宇野気ニ81番地 電話番号:076-283-7135
ファックス:076-283-3643
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